ジャポニスム2018|Japonismes 2018

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レポート
2019/03/15

数字でみる「ジャポニスム2018」

 フランス・パリを中心に開催され、各地で盛り上がりをみせた「ジャポニスム2018:響きあう魂」。100近くの会場で、約8か月間にわたり、さまざまな日本の芸術と文化を紹介してきた祭典を、最新の数字で見ていきましょう。

 

 

 約1万人に実施した参加者アンケートの結果、ほとんどの方が日本に対して興味を持ち、身近に感じるようになったと答えています。
 「日本についてより知りたいと感じるようになった」・・・86%
 「日本により親近感を感じるようになった」・・・96%

 

 

 

パリ市の人口を上回る
 「ジャポニスム2018公式企画」「特別企画」「参加企画」の総動員数は300万人を超えました。パリ市の人口約220万人を上回る人々が「ジャポニスム2018」を通して日本文化に触れたことになります。

入場者数第4位
 展覧会のみの動員数も100万人を突破し、中でも約30万もの入場者数を記録した「teamLab : Au – delà des limites(境界のない世界)」展は、2018年中に閉幕したパリの展覧会入場者数第4位(テレラマ誌発表)にランクインしました。

全公演満員、大盛況の伝統芸能公演
 フィルハーモニー・ド・パリで行われた伝統芸能公演(雅楽 宮内庁式部職楽部、文楽、伶楽舎×森山開次、太鼓 林英哲と英哲風雲の会、日本舞踊、能楽)は、全公演で満席、キャンセル待ちが出るほどの盛況ぶりでした。

 

 

 

伝統から現代まで一流の作品・アーティストが集結
 様々な分野の一流の作品・アーティストが集結した「ジャポニスム2018公式企画・特別企画」は、100以上にのぼりました。(在外公館実施分も含む。)
宮内庁三の丸尚蔵館所蔵の若冲「動植綵絵」全30幅、国宝の俵屋宗達「風神雷神図屏風」などの欧州初公開、火焔型土器(新潟県笹山遺跡出土)をはじめとする多数の国宝・重要文化財を含む縄文時代の出土品、宮内庁の雅楽、能・狂言・日本舞踊における人間国宝の出演など、各分野の最高峰といえる作品・出演者による公式企画は、特に人気を博しました。

多様な市民交流
 海外でも人気を集めている2.5次元ミュージカル初音ミクは、フランスのみならずヨーロッパ全土から観客が集まり、国境を超えてファン同士の交流も盛んに行われました。日本酒蔵元とパリのレストランやカフェ24軒がタッグを組んで新しいメニューを考案した「酒巡りin Paris」や、日本各地の祭りや踊りを披露する「地方の魅力―祭りと文化」では3日間で6万人以上の来場者が集まるなど、多様な日本の魅力を多くの人々が体験する機会となりました。

フランス全土60都市で開催
 「ジャポニスム2018」の趣旨にご賛同くださる方々によりフランスで企画・実施される日本関連の催し「ジャポニスム2018参加企画」では、200以上の催しがフランス全土約60都市で行われました。

 

 

 

 フランスメディアによる「ジャポニスム2018」関連の報道も、2017年11月~2019年2月で1,700件以上あり、注目度の高さがうかがえます。

パリ、日本の首都になる
 「これだけの日本文化の真骨頂とも言える作品、プロジェクトが一堂に会する機会は、今後当分ないであろう。」(テレラマ誌)

日仏の愛の物語
 「19世紀には、印象派の画家たちは、日本の浮世絵にインスピレーションを得たが、今日、漫画、ファッション、美食などが、日本文化に魅了されるきっかけとなっている。」(AFP通信)

日本がエースのフォーカード
 「どっちを向いても日本だらけ?明治・開国150周年、日仏外交樹立160周年を記念する『ジャポニスム』が最高潮に達しているのだから当然のこと。」(ル・パリジャン紙)

 

 

 日仏が共同して取り組んだ「ジャポニスム2018」は、多様な日本文化の魅力を約8か月間という長期にわたってフランス全土で紹介してきました。多数のアーティストや市民による交流も行われ、文化を通じて日仏のパートナーシップがさらに強化されました。日本文化の良き理解者であるフランスでの大きな反響を糧に文化・芸術の共鳴の輪が世界に広がっていくことを期待しています。