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レポート
2019/01/07

初音ミク欧州初ツアー「HATSUNE MIKU EXPO 2018 EUROPE」にパリのファン酔いしれる

 バーチャル・シンガーの初音ミクによる、ファン待望のフランス初公演が12月1日パリ西部オー・ド・セーヌ県にある音楽複合施設「ラ・セーヌ・ミュージカル」で開かれました。本公演は、独ケルン、英ロンドンと3都市を巡る初の欧州ツアー「HATSUNE MIKU EXPO 2018 EUROPE」の初日とあって、ベルギー、イタリア、スペイン、ポルトガル等フランス以外の欧州各国からもファンが駆けつけました。

 


© Yukinobu Kato

 

 チケットがほぼ事前完売していた当日は、小雨が降る中、会場入口前にファンが長い列を作り開場を待ちました。入場が始まるとスタンディングのアリーナ席および館内のグッズ売り場にファンが殺到。売店では商品の売り切れが続出しました。また、会場内に設けられた展示スペースにもファンが多数立ち寄り、展示作品を鑑賞し、ミク型のシールにメッセージを残すなど開演前も賑わいを見せていました。

 

 

 コンサートは、開演前から「ミク」コールが響く中、まずミクが『千本桜』『ゴーストルール』『秘密警察』を披露。MCで現地ファンにフランス語で挨拶をすると、会場は大きな歓声に包まれました。その後『エイリアンエイリアン』など3曲を歌い、同じくバーチャル・シンガーのKAITOがバトンを受けて『ドクター=ファンクビート』を歌唱、MEIKOによる『ピアノ×フォルテ×スキャンダル』へと続きました。鏡音リンと鏡音レンのデュオ曲3曲を挟み、再びミクがステージに。そしてミクと巡音ルカのデュエット曲『ワールズエンド・ダンスホール』、ルカによる『星屑ユートピア』『Just Be Friends』の披露などもあり、最後まで会場を沸かせ続けました。拍手と歓声がしばらく続いた後、アンコールとして再びミクが登場。『魔法みたいなミュージック!』『ワールドイズマイン』『Tell Your World』を熱唱して盛り上がりました。会場を埋めたファンは大きな一体感の中、曲に合わせてペンライトを振るなど全26曲の公演に酔いしれました。

 

 

 終幕後、初音ミクのファンであるフィラさんは「申し分ないショーでした。曲は『ワールドイズマイン』『メルト』『Tell Your World』が良いですね。次回のフランス公演もうまくいくと思います」と語りました。ミクのコスプレ姿で参加したシャドさんは「この公演が待ちきれませんでした。初めて参加しましたが、とてもすてきな経験でした。すべてのスタッフが素晴らしかったです」と興奮冷めやらぬ様子でコメント。昨年、日本でのイベントにも参加したというマチアスさんは「ニコニコ動画をきっかけに知りました。3年前からミクのファンです」と述べました。

 


© Yukinobu Kato

 

 初音ミクのヨーロッパ初コンサートツアーとなった今公演は、待ちに待ったヨーロッパのファンを魅了するイベントになったようです。

 


© Yukinobu Kato

 

 パリ日本文化会館の「ジャポニスム2018」情報センターに設置された初音ミク等身大フィギュア(2019年2月まで展示中)

 

【公式企画】  HATSUNE MIKU EXPO 2018 EUROPE