©Nobuhiko Hikiji
- 舞台公演
- 2018年11月21日(水)~24日(土)
現代演劇シリーズ―藤田貴大演出 『書を捨てよ町へ出よう』
「言葉の錬金術師」寺山修司の初期代表作をマームとジプシーを率いる若手演劇人の藤田貴大が演出します。
没後35年を迎える寺山修司の初期の代表作『書を捨てよ町へ出よう』…青春の叙情にあふれるそのタイトルはあまりにも有名ですが、同名の評論集(1967)、舞台(1968)、映画(1971)のそれぞれが別個の内容になっています。
2007年に演劇団体マームとジプシーを立ち上げ、2012年に26歳の若さで岸田國士戯曲賞を受賞し若手演劇人として活躍を続けている藤田貴大。その藤田が2015年に映画版に依拠しつつ、寺山を思わせる登場人物を配することにより、寺山の評論・舞台・映画を集大成した、寺山に捧げる新たな作品として演出しました。寺山とその作品が常にそうあったように、時代を挑発し、すぐに消えてしまう若さというものに、美しさとグロテスクさを刻み付けた作品になっています。
・期間:
2018年11月21日(水)~24日(土)
・会場:
パリ日本文化会館
・主催:
国際交流基金
・共催:
東京芸術劇場(公益財団法人東京都歴史文化財団)
フェスティバル・ドートンヌ・パリ
(Update: 2018.6.15)